今年も年末が近づいてきました。
もうオワコンと呼ばれて久しい紅白歌合戦ですが、それでも視聴率は40%、年末番組としてはトップを独走するオバケ番組です。
そんな紅白歌合戦、毎年気になるのは誰が司会になるのか。
今年は平成最後の紅白歌合戦となることが決まっており、2020年東京オリンピックに向けて大いに盛り上がりを期待されているはず。
視聴率40%が国民の4割が見ているというのは言いすぎですが、紅白の司会に選ばれるということは、NHKにおいてその存在感は絶対的なものになります。
それはつまり、その後の芸能キャリアが折り紙付きになるということ。
では、これまでそんな司会に誰がなってきたでしょうか。
なんと2006年から白組はすべてジャニーズ。さらに2010年からは嵐ごり押し。
2015年こそイノッチが司会をしていますが、これは有働アナウンサーとのコンビで話題をあつめたNHK朝の情報番組「あさイチ」のためでしょう。
そして、紅組司会は「大河ドラマ」か「朝ドラ」の女優が起用されています。
※2015年の綾瀬はるかはNHKが総力を挙げて制作されたファンタジー大河ドラマ「精霊の守り人」が2016年からの放映を控えてのことだったと想定されます。
では、今年はどうか。
予想
白組司会:松本潤
紅組司会:本命 綾瀬はるか 対抗 永野芽郁、安藤サクラ 大穴 広瀬すず?
白組の司会はその人気度、安定度からして嵐のメンバーであることは間違いなさそうです。
さらに、2019年放送予定の北海道150年記念ドラマ『永遠のニシパ~北海道と名付けた男 松浦武四郎~』の主演に松本潤が予定されていることから、松本潤が司会になる可能性が高いでしょう。
そして気になるのは紅組司会。
まず綾瀬はるか。
2019年放送予定の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の主人公、中村勘九郎演じる「金栗四三(かなくりしそう)」の妻、春野スヤ役で出演予定なのです。
この大河ドラマは2020年東京オリンピックを盛り上げるために作られた重要なドラマ。
そのドラマを宣伝する意味でも、綾瀬はるかが司会を務めることはほぼ間違いないといっても過言ではないのではないでしょうか。
対抗は永野芽郁、安藤サクラ。
どちらも朝ドラで主人公を務めていますが、永野芽郁はすでに終わったドラマ、安藤サクラは途中ということ、朝ドラ以外では知名度がそこまでないということから難しいでしょう。
余談ですが、安藤サクラの曽祖父は第二次世界大戦へと続く事件5.15事件で暗殺された「犬養毅」、父は「奥田英二」、再従姉妹には国連難民高等弁務官を歴任、数々の栄典を受賞している「緒方貞子」、夫は柄本明の息子「柄本佑」という、超サラブレット一家のお嬢様です。
でも朝ドラ「まんぷく」では、その類まれな才能を如何となく発揮してます。
またまた余談ですが、「安藤サクラ」は子どもが生まれたばかり。
「まんぷく」の主人公をオファーされたとき、断ろうと思っていたといいます。
でも、周囲が「子供の面倒は見る」「一生に一度あるかないかのオファー」といって本人を説得。
それが見事にはまってますよね。
彼女の演技は、まさに天賦の才といってもいいほど。
前回の「半分、青い」の永野芽郁を上回るほどの元気のいい演技で、朝から元気をわけてくれるようです。
そして大穴「広瀬すず」。
映画「海街diary」では、自由奔放な演技でファンの心を鷲掴み。
続く「ちはやふる」で、その名を不動のものにしたといっても過言ではありません。
CM女王の名をほしいままにしていますが、NHKへの貢献度はまだそこまで高くありません。
大河ドラマの重要性と比べると今回の朝ドラはまだそこまでではないことから、「綾瀬はるか」を押しのけて「広瀬すず」が司会の大役を担うのはまさに大穴でしょう。
ということで、2018年最後の紅白歌合戦 白組司会は「松本潤」、紅組司会は「綾瀬はるか」で決定でしょう。