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山本耕史、若村麻由美主演映画『一粒の麦~荻野吟子の生涯』あらすじ、公開日、キャスト、ロケ地、エキストラ等

 2019年9月『一粒の麦 荻野吟子の生涯』が映画化されます。 

 

 荻野吟子と言えば、日本国内で初めて女性で国家医師免許を取得した女性。 

 

 先日、東京医科大学において女性の合格者数を意図的に少なくし、女性差別として大問題となりましたが、荻野吟子が女性初の国内医師免許を取得した1884年(明治17年)は、そもそも医師免許を女性に授与するという考え方すらなく、女性差別であるということすらほとんど問題視されない時代でした。 

 

 現代でも東京大学の入学式祝辞で上野千鶴子名誉教授が「あなたたちはがんばれば報われる、と思ってここまで来たはずです。ですが、冒頭で不正入試に触れたとおり、がんばってもそれが公正に報われない社会があなたたちを待っています。」と述べられるほど、根深く女性差別の問題は残っています。 

 

 女性差別もほとんど認識されないような時代に荻野吟子はどうして女性医師になろうとしたのか、その生涯について映画化されますので、ご紹介します。 

 

山本耕史さん、若村麻由美さん主演の映画『一粒の麦 荻野吟子の生涯』について 

  荻野吟子の生涯

一粒の麦 荻野吟子の生涯』を制作するのは社会派の映画製作会社「現代ぷろだくしょん」です。 

  

■あらすじ 

 

まだ未公開ですが、”荻野吟子の生涯”と書かれてあるため、彼女の伝記的な物語となると想像されます。 

<象徴的なエピソード>

前例がないとして国家試験の願書を受け付けてもらえない役人に「本当に女性が医者になった前例はないのか」と疑問をいだき、奈良時代に作られた法律の注釈書である「令義解」に、女医の育成に関する規則が書かれていて、かつての日本には女性の医者がいたことがはっきりと書かれていたことを知る。 

すぐさま吟子は役所に駆けつけ、その書物を突きつけた。この吟子の発見がひとつのきっかけとなり、医術開業試験の受験が許可された。吟子は男性に交じって試験に挑みんだ。 

吟子は、試験を突破し見事合格。国家資格を持つ女性の医師第1号となった。すぐに東京・本郷に診療所を開いた。すると吟子が予想した通り、性病をわずらった女性達は、女性医師を頼って押し寄せてきた。患者たちは男性の医者には打ち明けられない症状や悩みも女性の吟子には話すことができ、吟子の望んだ女性による女性のための医療が実現した。新聞や雑誌では日本初の女性医師として特集が組まれ、吟子は社会的な地位を確率していった。 

 出典:NHK総合 歴史秘話ヒストリア 2013年11月20日放送「あなたを助けたい〜女医第1号 荻野吟子の恋〜」(2019年5月6日引用) 

 

■ 公開日 

2019年9月です。 

日程については未定です。 

 

■キャスト、スタッフ 

荻野吟子 ・・・若村麻由美 

志方之善 ・・・山本耕史 

 佐野史郎 

賀来千香子 

平泉成 

綿引勝彦 

渡辺梓 

山口馬木也 

他 

 監督・・・山田火砂子 

 

■ロケ地 

荻野吟子は埼玉県熊谷市出身です。 

そのため、撮影も埼玉県で行われたようです。 

 

 このとき撮影されたのは、1891年の濃尾地震で被災した孤児たちを志方が引き取り、吟子が開業した東京の医院まで連れ帰る途中のシーン

 

 孤児役の20人のうち15人を熊谷市立秦小学校の1~6年生の女児が演じたそうです。

 

 志方役の山本耕史さんに先導され、破れた着物と草履で畑道を歩き、当日決まった合唱もこなしたそうです。 

 

 撮影は熊谷市のほかに深谷市、利根川をはさんだ群馬県千代田町などでも行われ、各地の旧跡も登場するそうです。 

 

 撮影は5月いっぱい続けられると埼玉新聞では報じられています。 

 

出典:埼玉新聞2019年4月28日記事「俳優・山本耕史さん、荻野吟子の生誕地でロケ 日本初の女医の映画、熊谷などで撮影 地元児童も出演」(2019年5月6日引用) 

 

■エキストラ 

こちらは3月25日に募集がかかり、3月末で募集締め切りとなっています。 

  

荻野吟子とは?女性医師日本国内第一号 

荻野吟子

<荻野吟子>

日本における最初の女性医師。嘉永4年、埼玉の名所の五女として生まれ、 幼いころから聡明で、勉強好きであった。 

 

16歳で結婚するが、夫からうつされた性病(淋病) にかかり、大学東校(後の東京大学医学部)の付属病院に入院。生死をさまようほどの病状だった。 入院中、女医の必要性を痛感し、自分自身が女医となる決意をする。 離婚後故郷に戻り、本格的に学問を始める。 

妻沼村 両宜塾に入門し、松本万年の教えを 受けた後、22歳で上京し、井上頼圀の私塾神習舎に入る。 

その後、初めて女性の教育養成を目的とした女子高等師範学校を経て、私立医学校好寿院に学ぶ。 医術開業試験の願書を幾度となく提出するも、ことごとく却下されるが、決して諦めず、 明治18年(1885)、34歳の時、医術開業試験に合格。女性として初めて医籍に登録された。 同年、荻野医院を開業。この頃、キリスト教婦人矯風会に参加。 

明治24年(1891)の岐阜県 濃尾大地震では、女子の孤児たちを保護するために立ち上がった 石井亮一(日本の知的障害児教育の創始者)に賛同し、荻野医院を子供たちのために開放、 自らも孤児たちの世話を行った。 明治23年(1890)、牧師 志方之善と結婚し、明治27年(1894)、北海道に渡り開業。 夫の死後帰京し、明治41年(1908)、東京で医院を開いた。 

 出典:現代ぷろだくしょん『一粒の麦 荻野吟子の生涯』(2019年5月6日引用) 

 

当時は嫁入りをするイコール子供を産んで跡継ぎをつくるためというのがごくごく当たり前の時代でした。 

 

都会では徐々に変化の波がきつつも、田舎では女性の地位は著しく低く、子供が産めないということが離婚の理由とされるような時代です。 

 

医師の数は増えてきつつも、女性医師がいないため、女性疾患を診る医師は男性。 

 

吟子は東京で治療を受けることとなった。吟子が入院したのは、現在の東京大学医学部である大学東校。ここでは日本で最も進んだ西洋医学を受けることができた。当時は女性が肌を見せるのもためらわれたご時世だったので、診察とはいえ男性に患部を見せることは耐え難いもので、入院中は毎日泣いて過ごしていたという。病状が進んでいた為、吟子の入院は半年に及んでいた。その間、自分と同じ性病で苦しむ多くの女性の姿を目にした。そして吟子は、医師になることを決意した。 

 出典:NHK総合 歴史秘話ヒストリア 2013年11月20日放送「あなたを助けたい〜女医第1号 荻野吟子の恋〜」(2019年5月6日引用) 

 

男性医師にしか診てもらえない時代、それを変えるために医師を目指すも、当時女性が医師になることなど考えも及ばなかった時代です。 

 

吟子の苦難は想像を絶するものだったのでしょう。 

  

荻野吟子のこんな言葉が残されています。 

 

女医になる。 

 

  きっと女医になってやる。 

 

   きっとなる。 

 

    きっとなってみかえしてやる。」 

 

5千円札に採用された津田梅子との意外なつながり!? 

津田梅子

荻野吟子が医師を目指したのが明治4年 

実は、この年、日本初の女性留学として「津田梅子」「山川捨松」らがアメリカに渡った年でもあったのです。 

 

またその直後には公の教育機関として、のちのお茶の水女子大学となる官立女学校「東京女子師範学校」が設立され、女性でもやる気があれば学べる環境が生まれました。 

 

 ちなみに、近代女子教育のさきがけとなった「明治女学校」では、医学を教える講師として「荻野吟子」が、そして英語を教える講師として「津田梅子」がいたといいます。 

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 しかしこれは意外というよりは、当時それだけ教育を受けた女性が少なかったとも言えるのではないでしょうか。 

まとめ 

山本耕史さん、若村麻由美さん主演の映画『一粒の麦 荻野吟子の生涯』について  

 ・あらすじ:荻野吟子の生涯を描く物語 

  ・公開日:2019年9月予定 

 ・キャスト、スタッフ:若村麻由美、山本耕史、山田火砂子監督 

  ・ロケ地 :埼玉県、群馬県他

 ・エキストラ :3月末で募集は終了

荻野吟子とは?女性医師日本国内第一号  

 ・夫に性病をうつされ離婚、治療のために当時男性医師しかおらず、女性が他人の男性に肌を見せることへの嫌悪から同じようなことを考える女性が多いと考え医師を目指した。 

5千円札に採用された津田梅子との意外なつながり!?  

 ・「荻野吟子」が医師を目指した明治4年は「津田梅子」がアメリカ留学に行った年 

 ・近代女性教育のさきがけとなった明治女学校では津田梅子と一緒に教鞭をとっていた 

 

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