日本人にとって英語はまだまた鬼門。
先日もお客さんとの会話で言われた言葉、「雇いたくても英語ができてITもできる人がぜんぜんいない。もう日本語をあきらめようかというくらい。」
もちろん、英語ができない経済大国なんてゴマンとあって、中国やロシアはもちろんのこと、南米やヨーロッパでもドイツ、フランスでは話せない人は多い。
しかし、ビジネスの世界となると全く異なります。
ビジネスの共通語は基本、英語なんです。
むしろ、グローバルで勝負するビジネスパーソンは母国語、英語ともう一カ国語くらいの覚悟がないとつとまりません。
(コミュニケーションは英語でとりますが、相手の国の言葉が話せるのと話せないのとでは、懐への入り具合がぜんぜん違う。だって、海外から来た営業マンが、一生懸命日本語で話そうとしてたらそれだけで親近感沸くよね。)
そして何より奇っ怪なのは、日本人が英語をこれだけ勉強しているのにいまだに話せないこと。
でも、その理由は明らかで、話せないんじゃなくて、話す機会があまりになくて話すのに慣れてないだけなんです。
そう、日本人はある程度の英単語は知ってるし、過去形とか現在形とか、現在進行形や、「私」「あなた」とか、ほとんどの人はわかります。
だから簡単な意志疎通は身振り手振りを交えればできてしまうのに、その身振り手振りで意志疎通を図る機会が圧倒的に少ない。
というか、ありません。
あなたの身の回りに日本語が話せない人はどれだけいますか?
あなたの知り合いで外国人がいますか?
つまりそういうことなんです。
だから、英語は”慣れ”だけなんです。
どれだけ英語にふれられるか。
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さて、日本人は世界でも有数のゲーマーです。
いや、個人的な感想ですけど。
電車の中で、スマホを触っている5人に2人、いや3人はスマホでゲームしてません?
日本人ってゲームずきだよなー。と、つくづく思うわけです。
じゃあ、ゲームで英語ができればいいんじゃね?と思ったわけです。
英会話AIチャットボット
目的は外国人の彼女、彼氏と親密になること!
→ここ大事。
かわいいイラストをふんだんに使おう。
そして、ストーリーをきっちり作り込む。
例えば、あなたは一人暮らしで、たまたまとなりに越してきた外国人と偶然出会って、いい感じになる。
とか、
隣国の王女と一緒に魔王を倒しにいくことになったのに、隣国の王女は英語しか話せない
とか、
イケメン執事を雇ったけど、英語しかしゃべれないし、広い屋敷でイケメン執事と二人きりだし
とか?
センスがないかもしれないけど、いろいろなシチュエーションは作れるはず。
でもって、そうしたシチュエーションに合わせて英会話をちりばめる。
ポイントは、相手から話をしてくるところ。
そして、LINE連携でしょう。
アプリ起動してイケメン執事や隣国の女王のイラストを見るのもいいけど、意外とそういうのが恥ずかしい人もいる。
そこで、LINEと連携して、AIチャットボットが勝手に話しかけてくる。
返事をどれだけ正確にできているかで、親密度を測る。
さらには、アプリ上ではAIチャットボットの英語での会話に答える時間によって得られる親密度がかわる。
こうして親密度があがっていくに従って、繰り出される英会話も親密なものになっていく。。
もうひとつのポイントは、英会話って繰り返しが非常に重要。
且つポイントを得るという射幸心をあおるやり方をするために、ストーリーを章立てして、〇〇ポイントを達成しないと次にいけないという仕組みにする。
さらには、英会話の文法や誤字脱字によってポイントが減算する仕組みと、〇分以内に回答しないと消えてしまうという仕組みによって焦らせて英語を身につかせるわけです。
実はこのアプリのヒントは「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」です。
クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ(黒ウィズ)
https://colopl.co.jp/magicianwiz/
でも、日本版ではありません。
日本では利用できないのですが、海外版ではクイズが普通に英語で出てきます(当たり前だ)。
そこでなされる会話も普通に英語。
クイズはパッと読んで、答えないといけないのでかなり焦らせられます。
これ、いい英語の勉強になると思ったんだけど。
コロプラさん、どうして日本では海外版はやってくれないんですかー!!
そのほか、AIチャットの英会話アプリはいろいろとあります。
いや、すごいですね。
でも、私のコンセプトと少し合いません。
強いて言えば、ECCが出している「おもてなCityへようこそ!」くらいでしょうか。
もっとゲーム性を高めないと単に語学学習だけでは続かない。
とはいえ、AI英会話も間違いだという人もいます。
うーん。
でも隙間時間をつかって、ただのゲームをやっているくらいなら、英会話のAIと話をするのは100倍いいと思いますがね。
ぜひ、開発をしたいです。
クラウドファンディングで開発してみるかな。