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【ビジネスNews】スマートパンツ、ロボティクス、人工筋肉、障がい者サポートの世界

こんにちわ、かわうそです。

 

【ビジネスNews】では海外のニュース記事を中心にビジネスの現場でネタ話の役に立つ最新情報をお届けしていきたいと思います。

今日は、「スマートパンツ、ロボティクス、人工筋肉、障がい者サポートの世界」と題して、BBCニュース記事を紹介いたします。

引用元:BBC 2018年9月13日記事 Smarty pants: Robot trousers could keep the elderly mobile

BBCニュース Smarty pants

 

英国で開催された科学技術ショウ(British Science Festival)の中で、ブリストル大学の英国人教授ジョナサン・ロジター(Jonathan Rossiter)氏は足の障がいや、年老いて歩行が困難となった方向けの新しいスマートパンツを発表しました。このパンツは”ロボティクス”技術によって、足が不自由な方でも自由に歩けるように人工筋肉が内蔵されたパンツです。

 

足の不自由な方や、高齢で歩行が困難となった方向けに、歩行支援を行う歩行器具はこれからの世の中で必ず必要となるツールであり、様々な会社がしのぎを削っています。

 

日本においては、信州大学と産学連携によって生まれたロボティックウェア「curara®(クララ)」というものが有名ですが、まだその姿はいわゆる補助が目立ち、いかにも歩行支援器具を使っているといういで立ちに見えます。

ロボティックウェア

 

ジョナサン教授が開発したスマートパンツは、パンツに織り込まれている繊維を電気的に伸縮させることで、足の上げ下げや、膝の曲げ伸ばしをサポートし、歩行が困難な方の歩行支援を行おうというものです。

今現在英国では1,000万人の方が足に機能的な障がいをもち、さらに2046年には人口の4分の一が65歳以上、1,200万人の方は心臓に疾患を持つといわれています。

それだけの方が、このスマートパンツのターゲットであり、それだけ需要が見込まれているといえます。

 

老人と杖

また、このスマートパンツは面白い機能を持っています。

パンツにつけてあるボタンを押すと、ウエスト部分が伸びて、パンツがすとんと下に落ちるのです。

これは何を目的にしているかというと、障がいを持った方が苦労するトイレの時間を想定されています。

障がいを持った方がトイレを行う際に、パンツをうまく脱げないというお困りごとが多いそうです。

 

一方で、こうしたスマートパンツは人間の筋肉を退化させる悪だという考えの人もいます。

しかし、”歩行困難になることで、人はますます歩かなくなり、余計に筋肉を退化させてしまう”という調査結果もあるということで、こうしたスマートパンツはこれからもっと開発されていくとみられています。

現段階でも様々な歩行支援ツールはありますが、前段でお話ししたようないかにも”機械的な補助装置をつけている”というものは、それを着る人にとって心理的な抵抗感につながります。

このスマートパンツは、見た目が普通のパンツとそんなに変わらないものにできるため、そうした方々にも最適になるだろうとコメントしています。

 

ただし、まだこのテクノロジーには乗り越えなくてはいけない課題があります。

それは、バッテリーの問題です。

 

この繊維は電気によって伸び縮みを行う仕組みのため、このパンツを履くときにはバッテリーが必要となります。

このバッテリーの重量と持続時間にまだまだ解決すべき課題が残っており、それをクリアにしないと商品化はまだむつかしいとジョナサン教授はコメントしています。

 

 

ヘルスケアの分野でウェアラブルのツールが取り付けられたものは近年たくさんでてきています。

一方で、まだ歩行自体を支援するようなツールというのはそれほど一般的にはなっていません。

こうしたウェアラブルでスタイリッシュなパンツが世の中にでてくれば、その価値を認められ、ますます人類の行動範囲が広がり、例えばクルマやバイクの数を減らす環境フレンドリーな商品になる可能性は十分に秘めていると思います。

そうした意味で、この分野はまだまだブルーオーシャンであり、技術的にも確立されたものがないため、これから注目すべき分野の一つだと考えています。

 

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