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【ビジネスNews】風車とソーラーパネルで砂漠を緑化 環境問題とエネルギー問題を一気に解決

こんにちわ、かわうそです。

【ビジネスNews】では海外を中心にビジネスの現場でネタ話の役に立つ最新情報をお届けしていきたいと思います。

 

今日は環境問題とエネルギー問題を一気に解決しようという試みについての話です。

 

世界はますます人口が増加し、消費されるエネルギーの量は加速度的に増える一方です。

いまは中国のエネルギー消費率が世界的に注目を浴びていますが、中国以外にもインド、南米と人口が爆発的に増え、エネルギー消費率がさらに増加する可能性は高まる一方となっています。

 

そんな中、ある論文がニュースになりました。

「気候モデルによると広範囲に及ぶ風車と太陽光発電施設によってサハラ砂漠の降雨量が増え植生を増やすことができると発表」
Climate model shows large-scale wind and solar farms in the Sahara increase rain and vegetation

引用記事:BBC News  ”Large-scale wind and solar power ‘could green the Sahara’” 2018年9月7日

科学情報誌「Science」のネット記事で発表された論文がもとになります。

元引用:Climate model shows large-scale wind and solar farms in the Sahara increase rain and vegetation 

 

次の人口爆発アフリカ

アフリカは中国やインド、南米に続き、爆発的に人口が増加する可能性が高い地域であり、2030年にはそのエネルギー消費量が3倍になると予想されています。

一方で、アフリカの北部には巨大な砂漠地帯が広がっており、赤道付近のサハラ砂漠は南北1,700km、広さ約1,000平方キロメートルというアメリカ合衆国とほぼ同じ広さの世界最大の砂漠地帯になっています。

このサハラ砂漠に注目し、再生可能エネルギーを作り出すファームを設置、砂漠を緑化させると同時に、エネルギー問題も解決しようというのがこの記事の骨子です。

著者はサハラ砂漠の気候に着目しています。

サハラ砂漠は南北でその気候が異なっており、北は乾燥が強い砂漠気候であるのに対し、南はステップ気候と呼ばれ、北に比べ乾燥帯ではあるものの降雨量がまだあります。

中でも南に位置するサヘル地帯は湿潤地帯であり、灌木が生える半乾燥地帯とで、水資源や土壌に恵まれていないながらも緑が存在する地域です。

このサヘル地帯に着目し、風車とソーラーパネルを利用した気候改善を起こすことで降雨量を増やせるというのが、この記事のポイントとなっています。

どうやって風車とソーラーパネルで気候を改善するのでしょうか。

太陽光パネル

なんと、巨大な風車を大量に設置し、その羽によって大気を強制的に循環させるというもの。そして地表に設置したソーラーパネルによって、アルベド効果と呼ばれる太陽光を反射させ、地表の温度上昇を抑えると同時に、反射した太陽光によって大気を温め、循環された大気の温度差を利用した雲を発生させることで雨を降らせることができると論じているのです。

これにより、サヘル地域では降雨量を増やすことができ、植生が増加することで、砂漠を緑に変えられるとしています。

引用:Large-scale wind and solar power ‘could green the Sahara’

そして、そこで作り出されたエネルギーは、将来3倍になると予想されているアフリカのエネルギー消費に充てられるというわけです。

 

ただし、それには条件があります。

 

ひとつは風車とソーラーパネルを相当な範囲で相当数設置しなくてはならないということです。

大気を循環させ、アルベド効果による地表面の温度上昇の抑制、大気を温めるだけの太陽光を集めるには、かなりの範囲でこれらの設備を設置しなくてはなりません。

それだけ広範囲に設置をすれば、作り出されるエネルギーの量は確かにアフリカの人口増加によるエネルギー消費量増に寄与するものかもしれませんが、1基何十億とする風車と地表を覆いつくすほどの太陽光パネルの設置にどれだけの費用が必要になり、且つメンテナンスがどれほど必要になるのか想像もつきません。

 

また、この方法で降雨量を増やせるのはどこの砂漠でも可能というわけではありません。

 

サハラ砂漠の南、比較的湿潤な気候であるサヘル地域だからこそできるものです。

 

また、この気候変動によってどういった影響があるかもわかっていません。

 

それでも、地球の温暖化問題、また人口増加による食料問題、エネルギー問題を一気に解決できる可能性を持つこの方法は、ビジネスの可能性があります。

莫大な資金が必要になるため、証券化しファンドで売り出すのはもちろんですが、あらたなビジネスチャンスを考えることができそうです。

まさにブルーオーシャンですね。

ブルーオーシャンアフリカ

再生エネルギー
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