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まだファストファッション着てるの?世界は白い目で見てるよ 【海外ビジネスNews】

ファストファッションというのは、ユ〇クロやG〇Pに代表される、いわゆる安価で大量の物資を使って提供されるファッションブランドです。

 

ファストフードの類義語として近年出てきた言葉ですね。

ファストファッション

そのファストファッション業界に逆風が吹き始めています。

 

出典元: BBC.com Fast fashion is harming the planet, MPs say 2018年10月5日記事

 

イギリス議会では若者が好んで着るファストファッションに対して監視の目を強めている。

議会では、ファッション業界は地球温暖化を促進させるグリーンハウスガス排出の大きな原因となっているといいます。

また、捨てられた衣服はごみ捨て場に山積みとなっており、衣服の合成繊維の欠片は洗濯をするたびに流れ出て海を漂っているといっています。

海洋汚染

確かに衣類メーカーは何かしら対策を打たないといけないことを認めていますが、彼らはすでに温暖化対策に向けて動き出しているともいっています。

 

 

議員たちの主張

下院環境監視委員会はファッション業界の根本的な問題として、”去年の色”を”流行おくれ”だとして、人々に買い替えをさせることだと主張しています。

例えば

・イギリスの小売業者はヨーロッパのどの国よりも新しい衣服を仕入れている

・人々は20年前と比べて2倍も衣服類を購入している

・魚は洗濯によって流れ出た合成繊維の欠片を食べている

 

議員たちはファッション業界のトップたちに彼らがあげる28億ポンドもの売り上げを維持しながら、どうやって環境破壊を減らしていくか質問状を送っています。

質問状

 

労働党の党首メリー・クリハ氏は、「現在の衣類消費を続けていれば、2050年までに気候変動要因の4分の一はこの業界が責任を負うことになるだろう」とBBCに語りました。

 

「5つの衣服のうち3つが1年以内に焼却炉でその一生を終える。なんと高価な燃料でしょう!100万トンの半分の合成繊維は海に垂れ流されることになる。何もしないという選択肢はもはやないのだ。」

 

衣類のごみ

 

 

解決策はあるのか?

政府に提出された委員会のレポートでは、ファッション業界に対して「汚染が少なく」「耐久性の高い衣服」の開発と、埋立地にただ放棄されることを禁止することを求めるよう提言をしています。

 

 

議員たちは社会的なインパクトについても心配をしています。ファストファッションはサプライヤーに交換サイクルを早く求め、それが労働条件の悪化につながっていると指摘しています。

 

小売業者への質問状

・あなたは最低限生活が保障される賃金を支払っていますか。また児童労働が工場で行われていないと断言できますか。

・あなたは再生利用可能な素材を利用していますか。

・あなたはどれくらい衣服を保管し、どの程度リサイクリングを推奨していますか。

・あなたは未売却もしくは返品商品を焼却処分していますか。

・あなたはどのようにして海に合成繊維が流れ込むのを減らしていますか

 

リサイクル

小売業者の返答

持続可能なイギリス小売協会の会長であるピーター・アンドリューはBBCにこのように答えました。

「人口増加とそれに対する人々の要求が、大規模な衣服生産の原因であり、衣類の環境への問題の根源である。しかしながら、現在耐久性に優れ、また顧客が望まない衣類を返却しリユースするプログラムをはじめようとしていることも事実だ」

 

「我々はもっとやらなくてはいけないことがあることはわかっている。しかし、目標を達成するには世界的な協調アクションが必要だ」

議員たちが質問状を出した企業は「M&S」, 「Primark」, 「Next」, 「Arcadia」, 「Asda」, 「TK Maxx and HomeSense」, 「Tesco」, 「JD Sports Fashion」, 「Debenhams」, 「Sports Direct International」。

 

ファッション業界での環境問題への意識の高まり

つい最近でも英バーバリーが42億円もの売れ残りを焼却処分したとして、世界から総バッシングを受けました。

ビジネス的には、希少価値のあるものを、さらに価値を高めるために数を減らすというのは常套手段となっていますが、もはや地球環境は環境問題の解決なしにビジネスとして成功することを許さない状況となっています。

 

環境にやさしい素材「ポリ乳酸繊維」

 

環境にやさしいといえば、天然素材だと思われがちですが、天然素材の原材料を集めるために大量の農薬を散布するなど、必ずしも天然素材であればなんでもいいということではなくなっています。

そんな中、新しい環境フレンドリーな素材「ポリ乳酸繊維」に注目が集まっています。

「ポリ乳酸繊維」とは

別名「とうもろこし繊維」とも呼ばれ、とうもろこしを原料に乳酸菌による乳酸発酵を行って出来る乳酸を重合してポリ乳酸とし、繊維化して製造される。 石油等の化学原料由来の素材ではないために、使用後廃棄しても土中や水中の微生物の栄養源として利用され、最終的には水と炭酸ガス(CO2)に分解される地球にやさしいエコロジカルな繊維である。

出典元:2018 BOKEN QUALITY EVALUATION INSTITUTE (公開日:2015.07.11/更新日:2017.08.18)

 

今後、さらに新たな素材の開発競争が激化することでしょう。

その意味で、素材研究分野はこれからも大きく伸びていく分野であり、それを扱う企業も注目が集まるということは間違いないと思われます。

 

原文:

Young people’s love of fast fashion is coming under the scrutiny of Britain’s law-makers.

MPs say the fashion industry is a major source of the greenhouse gases that are overheating the planet.

Discarded clothes are also piling up in landfill sites and fibre fragments are flowing into the sea when clothes are washed.

The retailers admit more needs to be done, but say they are already working to reduce the impact of their products.

What do MPs say?

The House of Commons Environmental Audit Committee says there is a basic problem with an industry that relies on persuading people to throw away good clothes because they are “last year’s colour”.

It quotes evidence that:

  • British shoppers buy far more new clothes than any nation in Europe
  • People are buying twice as many items of clothing as they did a decade ago
  • Fish in the seas are eating synthetic fibres dislodged in the wash

The MPs have written to the UK’s top fashion bosses asking how they can maintain the £28bn benefit their industry brings to the UK economy, while reducing the environmental harm.

They believe swift action is essential, because if current clothes consumption continues “…they will account for more than a quarter of our total impact on climate change by 2050”, chairwoman Mary Creagh told BBC News.

“Three in five garments end in landfill or incinerators within a year – that’s expensive fuel! Half a million tonnes of microfibres a year enter the ocean. Doing nothing is not an option.”

What are the solutions?

The committee’s report to government could include a call for the fashion industry to create less pollution, a demand for longer life for garments and a ban on dumping clothes in landfill.

The MPs also have concerns about social impacts. They believe fast fashion is fuelling quick turnarounds among suppliers, which may lead to poor working conditions.

 

Among their questions to retailers are:

  • Do you pay the living wage and how do you ensure child labour is not used in factories?
  • Do you use recycled materials?
  • How long do you keep clothes, and how do you encourage recycling?
  • Do you incinerate unsold or returned stock?
  • How are you reducing the flow of microfibres into the sea?

What do retailers say in response?

Peter Andrews, head of sustainability at the British Retail Consortium, told BBC News that population growth and increased demand have led to an increase in the overall volume and environmental impact of clothing.

But, he said his members are now designing products that are made to last, and they are encouraging customers to return unwanted clothes for reuse.

The companies approached by the MPs are: M&S, Primark, Next, Arcadia, Asda, TK Maxx and HomeSense, Tesco, JD Sports Fashion, Debenhams, Sports Direct International.

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