こんにちわ、かわうそです。
「ブレインストーミング」の勧めについて、こちらの記事で紹介をしました。
合わせて読みたい!:ブレインストーミング チームで効果的にビジネスアイデアを生み出す方法
今回は、ブレインストーミングを効果的に行う方法のひとつ「アイスブレイク」についてご紹介します。
こんな人に読んでもらいたい
■ アイスブレイクのいい方法を探している人
■ ブレインストーミングを効果的に行う方法を探している人
■ メンバー間でリラックスした関係を築く方法を探している人
■ クライアントともっとフランクな関係を築きたいと思っている人
アイスブレイクとは
アイスブレイクとは、初対面の人同士が出会う時、その緊張をときほぐすための手法。集まった人を和ませ、コミュニケーションをとりやすい雰囲気を作り、そこに集まった目的の達成に積極的に関わってもらえるよう働きかける技術を指す。
アイスブレイクは自己紹介をしたり、簡単なゲームをしたりすることが多く、いくつかのワークやゲームの活動時間全体を指すこともある。「コミュニティビルディング(community building)」や「アイスブレイキング(ice breaking)」とも呼ばれている。 「アイスブレイク」という用語は、参加者の不安や緊張を氷にたとえ、その「硬い氷をこわす、溶かす」という意味を持っている。
引用元:Wikipedia「アイスブレイク」最終更新 2018年2月3日 (土) 06:29 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)
ビジネスの現場では、初対面、もしくは数回しか会ったことがない状態で打ち合わせを行うことが多々あると思います。
そんなとき、やはり緊張しますよね。
「今日は何を話そう」
「相手はどういうことに反応するかな」
「どんな話題なら盛り上がれるだろう」
こんな風に、いろいろ思い悩むと思います。
そして、緊張した状態で打ち合わせを行い、結局事務的な話しかできずに落ち込んだことも多いのではないでしょうか。
前回の記事でご紹介した「ブレインストーミング」は、いかに画期的なアイデアを多く出せるかということを目的にしています。
そのために重要なポイントは「リラックスした状態」となることです。
人間、緊張した状態では中々頭が働かないものです。
(もちろん中には緊張した状態のほうがいろいろアイデアが出てくる人もいるとは思いますが、、)
つまり、「ブレインストーミング」を行う上で、「緊張」した状態では最も避けたい状態ということになります。
では、どうしたら「緊張」状態を避けることができるのでしょうか。
そこで使われるのが「アイスブレイク」です。
アイスブレイクの目的
アイスブレイクの目的は、
・初対面、もしくは数回しか会ったことがない人同士が早期にリラックスした状態にすること
・ビジネス以外の話題を提供、収集することで、お互いの距離を近くする
・「アイスブレイク」をする人間なんだということを相手にわかってもらい、自分に対して話しかけてもらう確率を増やす
初対面、もしくは数回しか会ったことがない人同士が早期にリラックスした状態にすること
これが最大の目的ではあります。
もちろん時間をかければお互いの緊張状態は次第にほぐれていくでしょう。
でも、ビジネスの場ではそんな悠長な時間はありません。
「ブレインストーミング」も時間を決めて、集中して実施することに意味があります。
だらだらとしていては、アイデアも生まれてきません。
そもそも、時間をかけて生み出すようなものでもないからです。
そのため、いち早く理想的な状態を作り出すことが目的になります。
ビジネス以外の話題を提供、収集することで、お互いの距離を近くする
アイスブレイクでは少なからず、ビジネス以外のお互いの情報を提供することになります。
ビジネス以外の話題を知ることで、心理的な距離が縮まります。
心理的な距離が縮まれば、お互いに親近感がわき、親近感がわけば、相手のことに興味がでてくる。
興味がある相手には、聞きたいことがでてきますよね。
アイスブレイクにはこれができる可能性を秘めているのです。
「アイスブレイク」をする人間なんだということをわかってもらい、自分に対して話しかけてもらう確率を増やす
意外とこれは使えるテクニックです。
つまり、自分を知ってもらうということです。
普段と違った自分を見せることで、相手の自分に対して話しかけるハードルを下げるということです。
お遊び心があれば、相手もなんとなく話しかけやすくなりますもんね。
どんなアイスブレイクをすればいいの
でもどんなアイスブレイクをすればいいでしょうか。
動物鳴き声モノマネから同じ動物の人を見つけるゲーム
【ゲームの方法】
(1)ファシリテーターが自分の名刺の裏に、動物の名前を2枚1セットにして書きます。
・・・例えば、牛や豚、ニワトリなどを名刺の裏に1枚につき1種類の動物を書き込んでおきます。
(2)その名刺を参加者全員に1枚ずつ配ります。
(3)参加者は配られた名刺を見て、ファシリテーターの掛け声にあわせて動物の鳴き真似をします。
(4)鳴き声だけで、同じ動物を探します。(言葉を使ってはいけません!)
【注意ポイント】
・自由に動き回れる空間があること
・20人くらいいると楽しい
これはできれば違う国の人とやってみると面白い!!
なぜなら国ごとに動物の鳴き声は微妙に違うから。
ブタなら
アメリカ:「オインクオインク」
中国語:「ゴーン、ゴーン」
インドネシア語:「グイッグイッ」
イタリア語:「スグルント(!?)」
ニワトリなら
アメリカ:「コッカドゥードゥルドゥー」
イギリス:「トゥイートゥイートゥイー」
ロシア:「クカレクー」
スペイン:「クィクィリクィ」
などなど
国が違う方々とこのゲームをやると、ほんと面白いことになること請け合いです。
では、日本人同士でやるゲームならこちらはいかがでしょうか。
あだ名山手線ゲーム
まず、あだ名を決めてもらいます。
そして、そのあだ名で自己紹介をします。
自己紹介のときには
・あだ名
・自分の好きなもの/趣味/特技なんでも
を言ってもらいます。
まずファシリテーターのあなたからはじめるのがいいでしょう。
制限時間は1分。
さくっとあだ名と好きなものを言います。
となりの人にも、制限時間1分で終わるようにお願いします。
そして、全員の自己紹介が終わったら、他己紹介をはじめるのです。
あなたから、自己紹介をしていった順番に、次の人の他己紹介をしてください。
これも制限時間1分。
つまったら、無理せず助け舟を出してもらいながら。
厳密にやらなくてもいいのです。
さくさくと進めることが重要。
最初のあいさつとこのゲームで15分以内に終わらせましょう。
できれば、あだ名を付箋紙等に書いて、胸に張ってもらい、ブレインストーミング中はそのあだ名で呼び合うようにするのもいいかもしれません。
不思議なあだ名を持っている方がいれば、「なぜそのあだ名なんですか?」というように、雑談することができますよね。
これなら雑談が苦手な方も、少しはできるかもしれませんね。
ただし、雑談が必要と言っているわけではありません。
雑談をしなくても目的を達成させることはできます。
参考記事:営業職に雑談力は必要か? 営業でも雑談しなくていいんですよ。
アイスブレイクを使ってみたい方、ぜひお試しいただければと思います。
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